2017年06月27日

お得意様から
瓦屋根修繕のご依頼
瓦屋根に上るのも久しぶりだ 革靴だとコワい(笑)

瓦瓦

瓦瓦

今回は大棟と呼ばれる
いわゆる瓦屋根のてっぺんの部分の補修
今じゃもう使われない瓦を葺くときに使うベト(土)が
風雨にさらされて流れ落ちてきてしまったのだ
漆喰によってある程度は強度があったのだが
月日が経つとどうしても傷んでくる
既存の棟下平瓦をベトと共に撤去し積み直し
ベトはもう使わずモルタル状の物を使いました
ある程度の耐震性も考慮しての施工
施主様にも満足していただきました

瓦瓦

瓦

瓦屋さんとも久しぶり
それにしても瓦屋さんも嘆いてましたが
ホント 仕事が減ってしまったそうだ
日本各地で頻発する地震
そのたびにニュース等で流される被害の状況に
落ちた瓦が流されるので
イメージダウンもいいとこだそうだ
ヒトクチに瓦は地震に弱いと言えないし
今となってはいろんな対策が講じられているけれど
イメージ払拭には至らず
それも地震国日本では致し方ないとこぼされてました
確かに新築住宅を見ても
純和風住宅は減り洋風が多くなり
ただでさえ いわゆる瓦屋根が減ってますからね
瓦屋さん曰く
我々も手をこまねいて見ているわけにもいかないので
金属系屋根の分野に手を出さざるを得ないと申しておりました
「社長、もしまた瓦屋根のリフォームがあったら
ウチにもぜひ提案させてください」と 親方は締めくくっていました

我々業界は
いわゆる日本の伝統文化を担ってる
職人さんが多い分野です
時代の趨勢とはいえ
こういった伝統が廃れていくのは忍びないです
何とかならないものですかね~

 そもそも自分ちが瓦じゃないだろ アァ?( ´Д`)σ)Д`)ァゥァゥ


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Posted by kobay. at 07:40│Comments(3)長野仕事雑感
この記事へのコメント
お仕事、お疲れ様です♪
昔からある仕事が廃れるのは、哀しい事ですね?
Posted by がんじい,がんじい, at 2017年06月27日 08:23
うちの親父も木建具製作の職人でした。
それがいつの間にかサッシ屋さんと呼ばれてましたから(^_^;)
特殊なカンナやノミが、家にゴロゴロしてました。

瓦も形はそのままに、中身は金属の薄い板だったり。
黒い板みたいの敷き詰めた家が多いですねー。

上松のまだ上のお寺さん、私の身長より大きな鬼瓦が壁に並んでたの思い出しました。
Posted by 海老の焼麺好き at 2017年06月27日 09:35
コメントありがとうございます。

<がんじいさん>
伝統技術はそれこそ
一朝一夕にはいきません
連綿と受け継いでいかないと
途切れたらそれで終わり
難しい問題ですね

<海老の焼麺好きさん>
父上、職人さんでしたか!?
ウチの親父は違いましたが
義父が職人で義弟もいるんですが
それを継がず、
公務員かなんかになっています 
もったいないなぁとか思いましたが
現実的な話、それでしょうがないんですよね
生きていかなきゃならないんですからね
ただでさえ人口が減っていく時代
この先一体どうなっていくんでしょう・・
 ↑お前が心配してもしょうがないだろ(笑)
Posted by kobay55kobay55 at 2017年06月27日 11:18
 
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