2017年07月09日

映画 /マンチェスター・バイ・ザ・シー

マンチェスター・バイ・ザ・シー Manchester by the Sea
映画 /マンチェスター・バイ・ザ・シー「ジェシー・ジェームズの暗殺」「ゴーン・ベイビー・ゴーン」のケイシー・アフレックが心に深い傷を抱えた主人公を好演し、アカデミー主演男優賞をはじめ主要映画賞を総なめするなど各方面から絶賛された感動のヒューマン・ドラマ。ある悲劇をきっかけに故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーに背を向けて生きてきた孤独な男が、兄の突然の死で帰郷を余儀なくされ、過去の悲劇と向き合わざるを得なくなる悲痛な姿を、ほのかなユーモアを織り交ぜつつ切なくも優しいタッチで綴る。共演はミシェル・ウィリアムズ、カイル・チャンドラー、ルーカス・ヘッジズ。監督は「ユー・キャン・カウント・オン・ミー」「マーガレット」のケネス・ロナーガン。
 アメリカのボストン郊外でアパートの便利屋をして孤独に生きる男リー。兄ジョーの突然の死を受けてボストンのさらに北の港町マンチェスター・バイ・ザ・シーへと帰郷する。そしてジョーの遺言を預かった弁護士から、彼の遺児でリーにとっては甥にあたる16歳の少年パトリックの後見人に指名されていることを告げられる。戸惑いを隠せないリー。仕方なくパトリックにボストンで一緒に暮らそうと提案するが、友だちも恋人もいるからここを離れることはできないと激しく拒絶され途方に暮れてしまう。なぜならばリーには、この町で暮らすにはあまりにも辛すぎる過去があったのだが…。
  <allcinema>

mirokuさーん f(^^;
最初に言っておきます
ダメでしたワタシ この映画 (爆) アンダト,オラァ(p゚ロ゚)==p)`д)グハッ
この映画というか この男が・・・
申し訳ありません 
でもケイシー・アフレックさんの演技はやはり特筆すべきで
主演男優賞は異論がないですが
この主人公には正直、イライラしました
酒場での些細なことからの小競り合い
アパートの管理人としての他人との関わりかた
中盤以降主人公の負ってきた悲劇の過去がわかったら余計に
何やってんだこの人はという感じで
そもそもその取り返しのつかない悲劇は
事故とはいえ自分の行動から発したものであり
それを他人に当たるって・・
気持ちはわかるがそうじゃないだろと
一向に生活態度を改めるじゃなし

それに甥っ子のパトリック
コイツにもイライラした
いくら15,6にしたって
自分の父親が亡くなったのに
あの態度、行動はないだろう
いくら混乱してて、現実を受け入れたくないとしても
病院での父親との無言の対峙での場面、
あの時点での何人ものガールフレンドとの所業
いくらなんでも父親がかわいそうだ
アメリカ人て かくもドライなのかと
少なからずカルチャーショックだった
自分の子供の成長を見ぬまま
志し半ばでこの世を去らなくてはならないのに
殻に閉じこもったまま頼りない弟に
自分の子供を託さなければならない気持ちを考えたら
それこそ死んでも死にきれない

まあ最後、さもないどこにでもあるような
港の風景の中
亡くなった親父さんの残してくれたボートに乗り
楽しかったころに戻ったように釣りに興じる
甥っ子と二人で辛くも現実を見つめ
別々になろうと、生きていこうと決めた風に見えるのは
多少なりとも救いでしたが・・・



タグ :映画批評

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Posted by kobay. at 07:45│Comments(2)趣味映画
この記事へのコメント
あぁ、ダメでしたかこの映画・・・
たしかに全てはあの主人公の自業自得っていわれればそれまでですもんねぇ。

kobayさんのレヴュー、特にお子さんがいらっしゃるお父さんの立場からの感想が独身のボクには感じ得なかった部分が多くて、心に響きました。

映画の見方って人それぞれで、だからこそ面白いですね。
Posted by mirokumiroku at 2017年07月09日 23:44
コメントありがとうございます。

<mirokuさん>
まことに丁寧かつ
愛のあるコメント
ありがとうございます f(^^;
mirokuさん
どうもワタシはへそ曲がり的傾向が強くて
この映画も父親、兄貴目線で観てしまいまして
亡くなってしまった
親父さんが不憫で不憫で・・
確かに最初から引き込まれる物語で
いろいろと考えさせる映画でありました
やめられませんね 映画 (^^
Posted by kobay55kobay55 at 2017年07月10日 06:59
 
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