映画/アイヒマンを追え! /マン・ダウン 戦士の約束/スノーデン/アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

kobay.

2017年06月04日 07:40

せっかく観たのに
記事化してない映画が溜まったので
まとめて放出
タイトル由来は
最近更新頻度が低くなっちゃって
寂しい限りなんですが
そのmirokuさんにならって
映画の落穂拾い と銘打ちました ←ただのパクリだろ

まずは・・・

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アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男 DER STAAT GEGEN FRITZ BAUER
THE PEOPLE VS. FRITZ BAUER
ナチスの最重要戦犯アドルフ・アイヒマンは1960年に潜伏先のアルゼンチンでイスラエルの諜報機関モサドに拘束され、翌61年にエルサレムで歴史的な裁判にかけられた。本作は、このアイヒマン追跡に大きな役割を果たしたドイツ人検事フリッツ・バウアーの知られざる孤高の闘いを描いた歴史サスペンス・ドラマ。主演は「パリよ、永遠に」「ヒトラー暗殺、13分の誤算」のブルクハルト・クラウスナー。監督はTVを中心に活躍するラース・クラウメ。
 1950年代後半、西ドイツのフランクフルト。経済復興が進む一方、戦争の記憶が風化しようとしていく中、ナチス戦犯の告発に執念を燃やしていた検事長のフリッツ・バウアー。ある日、彼にもとにアイヒマンが偽名でアルゼンチンに潜伏しているとの密告状が届く。さっそく部下のカール検事とともに、証拠固めと潜伏場所の特定に奔走するが、周囲にはナチスの残党が目を光らせており、激しい妨害や圧力にさらされる。そこで国家反逆罪に問われかねない危険を冒し、極秘情報とともにモサドへの接触を図るバウアーだったが…。
  <allcinema>

どこぞの学校法人理事長が
「事実は小説よりも奇なり」と宣ったが
お前が言うなって話しですよね(笑)
実際、事実に勝るものは無いわけで
アイヒマンを追い詰めるという割りには
映画としてそれほど緊迫感があるとか
ハラハラするというわけでもなく・・・
淡々と仕事をしたという印象しかない
どちらかというとフリッツ・バウアー検事長と
部下のカール検事の隠されたというか
あまり世間にさらされたくないという事実のほうが
ビックリしちゃったよ
今の時代ならさほどでもないんでしょうが・・・




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マン・ダウン 戦士の約束 MAN DOWN
「トランスフォーマー」「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」のシャイア・ラブーフがアフガニスタンの過酷な戦場から帰還した海兵隊員を演じるサスペンス・アクション。復員兵の心の傷に焦点を当て、帰還した主人公を待ち受ける不条理な運命を斬新な構成で衝撃的に描き出す。共演はジェイ・コートニー、ケイト・マーラ、ゲイリー・オールドマン。監督は「陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル」のディート・モンティエル。
 愛する妻ナタリーと息子ジョナサンを故郷に残し、アフガニスタンでの任務へと旅立った米軍海兵隊の兵士ガブリエル・ドラマー。やがて死と隣り合わせの戦場で過酷な体験をすることに。その後、ようやく妻子の待つ故郷へと帰還した彼だったが、そこに待っていたのは、まるで終末世界を思わせる荒れ果てた街の姿だった。状況を飲み込めぬまま、姿を消した妻と息子を求めて荒廃した街を彷徨うガブリエルだったが…。
  <allcinema>

最初、状況が飲み込めず
SFなのかと思ったり
把握するまで混乱した
主役のシャイア・ラブーフさん
屈強なアメリカ海兵隊員としてのイメージがあまり無いんですが
それなりに熱演
国のため家族のため
大義名分はそりゃ存在しますが
結局行き着くところは人殺し
ましてや奥さんや、親友にまであんな仕打ちをされりゃ
オカシクもなるよね
最後、彼の息子のとった行動に少しは救われたかな・・・




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スノーデン Snowden
アメリカ政府による大規模な監視システムの実態を暴露し世界中を震撼させた元NSA(米国国家安全保障局)職員、エドワード・スノーデン。なぜオタクで愛国青年だった彼が、すべてを失う危険を冒してまでも内部告発をしなければならないと決意するに至ったか、その揺れる心の軌跡を社会派オリヴァー・ストーン監督が描き出した実録ドラマ。主演は「(500)日のサマー」「ザ・ウォーク」のジョセフ・ゴードン=レヴィット、共演にシェイリーン・ウッドリー。
 9.11同時多発テロに衝撃を受けた青年エドワード・スノーデンは、国家の役に立ちたいと2004年に軍への入隊を志願する。しかし過酷な訓練で足を負傷し、除隊を余儀なくされる。その後CIAの採用試験に合格した彼は、コンピュータの知識を高く買われ、指導教官コービン・オブライアンからも一目置かれる存在に。一方プライベートでは、SNSで知り合ったリンゼイ・ミルズと愛を育んでいく。そんな中、ジュネーヴにあるアメリカの国連代表部に派遣された彼は、やがてNSAの極秘検索システムの存在と、それを使った情報収集の驚愕の実態を目の当たりにしていくのだったが…。
  <allcinema>

オリヴァー・ストーン監督が
実際起きたアメリカでの事件を映画化
日本でもかなりニュースになり
問題になった気がしましたが
あまり深刻さは無かった気がします
ですがこれを観るとやはり・・・
監視社会というのはコワい
コワいってのはホントよくわかる
でも時の政府がそうしなくてはならない現実もあるんだよね
彼のとった行動は英雄なのかただの反逆者なのか
その答えはまだ出てない
この先、彼はどうなるんでしょう・・・



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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場 Eye in the Sky
ドローンをはじめ最新テクノロジーでテロリストの偵察、捕縛を目指す英米共同軍事作戦会議を舞台に、遠隔操作で行われる現代の戦争の実態を赤裸々に描き出した緊迫の軍事サスペンス。主演は「クィーン」「黄金のアデーレ 名画の帰還」のヘレン・ミレン、共演にアーロン・ポール、バーカッド・アブディ、イアン・グレン、そしてこれが遺作となるアラン・リックマン。監督は「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」「エンダーのゲーム」のギャヴィン・フッド。
 ロンドン。英国軍のキャサリン・パウエル大佐は国防相のフランク・ベンソン中将と協力して、英米合同テロリスト捕獲作戦の指揮に当たっていた。米国軍の最新鋭ドローン偵察機がケニアのナイロビで凶悪なテロリストたちのアジトを突き止めるが、彼らがまさに自爆テロを決行しようとしていることが発覚、パウエル大佐は即座にドローンのミサイル攻撃によるテロリスト殺害作戦の決行を決断する。その指示を受け、米国ネバダ州では、新人のドローン・パイロット、スティーブ・ワッツがミサイルの発射準備に入る。するとその時、アジトの真横でパンを売る少女の姿が発見される。民間人の少女が巻き添えになる可能性が明らかとなり、ロンドンの会議室では軍人や政治家たちの議論が紛糾し、結論が先延ばしされていく。大規模な自爆テロの決行が目前に迫っている以上、少女を犠牲にしてでもテロリストを攻撃すべきと訴えるパウエル大佐だったが…。
  <allcinema>

今、戦場の最前線はこんな風になってるの??
ホント凄いね
まさにテレビゲーム感覚だ
無人機飛ばして
そこからミサイルを放って
敵地心臓部を攻撃・・・
かえって罪悪感が無いから
平気でぶっ放しそうだけどそうもいかない
一人の少女をめぐって責任の押し付け合い
でも結局最後は・・・
上層部の決断、判断に絶対的に従わなければならない
最前線の兵隊達
気持ちもわかるがでもあんな調子じゃあ軍人に向いてないよ
ヘレン・ミレンさん演じるパウエル大佐の言動、行動は
立場上、至極当たり前のことで
冷徹でもなんでもない
あの女性兵士は辞めたんだろうな

この映画、アラン・リックマンに捧ぐって出てたんだけど
彼の遺作になってしまったんだね
この映画では将軍役で
中将としての非情な部分と
ひとりの人間としてのあたたかい部分と
相対する二面性を好演してました
アラン・リックマンさんというと世間では
ハリーポッターシリーズのなんとか先生らしいですが
ワタシからするとやはりダイハードのテロリスト、ハンスですよね
彼がいたからマクレーン刑事も大活躍できたんだと思います(笑)
惜しい役者さんを亡くしました 合掌




申し訳ありません
長野での上映はすべてとっくに終わってます f(^^;

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